修士論文要旨 倉持倫之
論文題名:『ROM(Read Only Member) の役割』−情報発信しない人々の影響力
本研究の中心は、ネットワークコミュニティにおける「ROMの役割」を解明することを目的に行った実証研究である。本研究を通じ、ROMと呼ばれるコミュニティ内で情報発信をしない人々の重要性を改めて認識することができた。
研究方法は、企業のユーザー・コミュニティ(BBS)のユーザーに対する電子メールを活用したアンケート調査ならびにアクセス・ログの解析(2000年6月から11月)等を実施した。
研究の結果、導き出された主な結論は以下の通りである。
(1).コミュニティ内でRAM(積極的に発言する人)が総意とは限らない。
(2).ROMは、コミュニティ内で入手した情報を外部に伝播する役割を果たしている。
(3).ROMは、発言者に影響を与え、コミュニティ内の秩序を守ることに貢献している。
■本論文の研究領域
