情報通信技術を用いた遠隔教育
@ マルチメディアの教育への活用について
昨今の情報通信技術の進展はめざましく、高度情報通信社会の実現に向けたさまざまな取組が活発になっていることは、周知のとおりである。
高等教育の分野においても、遠隔地にあるキャンパス同士を衛星通信や光ファイバー等で結ぶなど、マルチメディアの教育への活用はさまざまなかたちで浸透してきている。メディア教育開発センターを中心として国立大学間で整備が進められている「スペース・コラボレーション・システム事業」やそれを活用した「私立大学ジョイント・サテライト事業」などがその代表である。以下に、テレビ会議システムについて述べることとする。
A テレビ会議システムとは
「テレビ会議システム」とは、遠く離れた人同士が通信回線を介して相手の顔を見ながら会話できるようにしたものである。「ビデオ会議システム」、「テレビ電話システム」と称することもある。 テレビ会議システムでは、相手の表情を見ながら、リアルタイムに議論できるので、その場の雰囲気を共有しながら意見やアイデアを交換できることがテレビ会議システムの魅力といえる。 当然、その利用は会議に限られるものではない。離れたところにいる者同士を結ぶことのメリットを活用して、教育に適用した事例について次に述べることとする。
B テレビ会議システムを用いた教育の事例
慶應義塾大学大学院経営管理研究科では、「テレビ会議システム」を使用して遠隔授業の実験を行った。
慶應義塾大学大学院経営管理研究科の事例