國領二郎研究プロジェクト1
「ビジネスプラン作成とその実行」シラバス
2004年度秋学期 木曜日5、6時限
カテゴリ: 研究プロジェクト(学部) B型(2単位)
1. 目的・内容
これからの日本社会に求められている「新事業の創出を担う人材の育成」を目的としています。具体的には教員の指導のもと、基礎知識を学びつつ、ビジネスプランの立案とその実行を進めます。本研究プロジェクトは、SFC研究所SFC Incubation Village研究コンソーシアム(SIV)との連携により、チュートリアル、交流会、コンテスト、教材等を提供します。今学期は先学期と同様、木曜日5限を中心に行う予定です。
2. 授業形式・形態
本研究プロジェクトは、メンバーにより立ち上げるプロジェクト、ワークショップ形式の講義、ビジネスプランコンテスト、交流の場により構成されます。
· プロジェクト
國領研究室やSIVにより遂行されるビジネスに関するプロジェクトです。全履修者は既存プロジェクトへの参加、もしくは新規プロジェクトの立ち上げが求められます。なお既存プロジェクトに参加する場合には、そのプロジェクトにおける明確な役割を示すことが必要となります。なおプロジェクトを立ち上げる際には、何らかの形でインターネット技術が関連しているものとします。またプロジェクトを立ち上げるためのブレインストーミングや外部からの案件の持ち込みなども行います。
現在予定されているプロジェクトのテーマとしては以下のものがあります。
-
RFIDを活用したエンターテイメントビジネス
-
トレーサビリティを考慮したピザ屋
-
死後のトータルプロデュース
-
マネーバスケット
-
デジタルペン
-
DNA ビデオオンデマンドシステム
-
地元中小企業への経営コンサル
-
ビジネスプランコンテストの運営
-
ビジネス教材開発
· ワークショップ形式の講義
新規事業の立ち上げを前提としたビジネスプランを作成するためのワークショップ形式の講義を毎週開催します。なお、継続履修者もしくはすでにその知識のある学生は、講師・サポーター側として積極的に参加して下さい。
· ビジネスプランコンテスト
実際にビジネスプランを作成する際には、色々な方からブラッシュアップを受けることが重要です。SIVと連携して、10月にビジネスアイディアコンテスト、12月にビジネスプランコンテストを開催します。新たにビジネスプランを作成する学生はこのコンテストへの応募が必須となります。すでにビジネスプランを作成し、その実行段階にいる学生は、新たにビジネスプランを作成する人たちのアドバイザとして参加して下さい。
· 交流の場
本研究プロジェクトは、ビジネスプランをアドバイスするメンターの方々、SIV会員企業の方々が適宜参加します。研究プロジェクト終了後は頻繁に懇親会等を開催し、ビジネスアイディア・プランのブラッシュアップなどを行いますので積極的に参加して下さい。また都内での交流会・発表会なども行います。
なお、4年生は上記に加えて「卒業製作」が必修となります。
3. 授業スケジュール
毎週木曜5限を基本とし、必要に応じて6限まで延長します。またkick offの場として、8月2日〜3日に合宿を行いますので、履修・聴講希望者は参加するようにして下さい。以下暫定のスケジュールです。
|
合宿 |
8月2日(月)〜8月3日(火) |
|
|
第1日 |
コーチング / ビジネスアイディアのブレインストーミング |
|
|
第2日 |
プロジェクトの立ち上げ |
|
|
第1回 |
9月30日(木) |
|
|
5限 |
ガイダンス / 新規事業概論 |
|
|
6限 |
なし |
|
|
第2回 |
10月7日(木) |
|
|
5限 |
ビジネスマナー概論 |
|
|
6限 |
交流会 (研究室全体) |
|
|
第3回 |
10月14日(木) |
|
|
5限 |
ビジネスモデルの定石 / 戦略論概論 |
|
|
6限 |
なし |
|
|
第4回 |
10月21日(木) |
|
|
5限 |
市場分析 3C分析 SWOT分析 概論 |
|
|
6限 |
財務概論 |
|
|
第5回 |
10月28日(木) |
|
|
5限 |
Elevator Pitch形式によるビジネスアイディア発表会 |
|
|
6限 |
なし |
|
|
第6回 |
11月4日(木) |
|
|
5、6限 |
SIV Networking Seminar (都内にて) |
|
|
第7回 |
11月11日(木) |
|
|
5限 |
競合分析 |
|
|
6限 |
なし |
|
|
第8回 |
11月25日(木) |
|
|
5限 |
経理 |
|
|
6限 |
なし |
|
|
第9回 |
12月2日(木) |
|
|
5、6限 |
財務 |
|
|
第10回 |
12月9日(木) |
|
|
5限 |
自社分析 |
|
|
6限 |
なし |
|
|
第11回 |
12月16日(木) |
|
|
5限 |
ビジネスプラン作成にあたってのチェックポイント |
|
|
6限 |
交流会 (ビジネスプランブラッシュアップの場) |
|
|
第12回 |
1月6日(木) |
|
|
5限 |
外部講師講演会 |
|
|
6限 |
なし |
|
|
第13回 |
1月13日(木) |
|
|
5限 |
まとめ |
|
|
6限 |
なし |
|
|
発表会 |
1月29日(土) |
|
|
終日 |
研究室全体での大発表会+宴会 |
|
|
合宿 |
2月上旬 (1泊から2泊) |
|
|
終日 |
地域情報化に関する事例の視察 |
|
4. 評価方法
ビジネスプラン未作成者 (基礎)
1/3 プロジェクトにおける貢献
1/3 授業における出席・課題など
1/3 コンテストの結果
ビジネスプラン既作成者 (応用)
1/2 プロジェクトにおける貢献
1/2 ビジネスプラン未作成者へのアドバイス、授業における講師役としての参画、関係者との人的交流
5. 履修条件
本研究プロジェクトは、「新事業の創出を担う人材の育成」を目的として、SIVのリソースを積極的に活用しながら、カリキュラムや教育環境の整備を行っています。必然的に外部との連携も多く、多数の方にご協力をいただいています。従って、SFC外の方々とも交流・コラボレーション可能なモチベーションの高い人材であることが望まれます。
また本研究プロジェクトは高いコミットメントが要求されます。従って、サークル・アルバイト・他の授業などに優先してコミット可能かどうかが条件となります。
6. 最大受入予定人数
15名 (ただしモチベーションの高い応募者が多数いた場合には最大30人の範囲で増員することもあります)
7. 受入予定人数を超えた場合の選考方法
参加希望される方は、志望理由・活動実績をPRするレジュメ (フリーフォーマット。A4 数枚)を作成しスタッフMLまで送付下さい。
このレジュメは履修者間で共有し、相互に参照できるようにしますので、その旨を理解した上で作成して下さい。レジュメの作成の際は、「レジュメの書き方」(http://www.siv.ne.jp/networking/resume.html) を参照し、また本研究プロジェクトにおいてどのような活動を行いたいかを含めて下さい。
定員を超えた場合には、書類審査と面接により選考します。
1次募集 締め切り 2004年7月10日
2次募集 締め切り 2004年7月28日
1次、2次募集共に、募集締め切り日の翌日中に電子メールにて選考のプロセスについてご連絡します。
聴講希望の場合も同様に選考します。
また締め切り後でも履修・聴講を受け入れる場合があるので、スタッフMLまでお問い合わせ下さい。
8. 連絡先
担当教員:
國領 二郎 (環境情報学部教授: jkokuryo@sfc.keio.ac.jp)
坪田 知己 (政策・メディア研究科教授)
牧 兼充 (政策・メディア研究科助手: kanetaka@sfc.keio.ac.jp)
スタッフML
* 質問・ご連絡・課題の提出等は、スタッフMLにご連絡下さい。
9. 研究室ホームページ
10. 2005年度春学期の研究プロジェクトのテーマ予定
「インターネット技術を基盤としたビジネスモデルの作成とその実行」
2005年度春学期の本研究プロジェクトは、インターネット技術を基盤としたビジネスモデルをテーマとして、プロジェクトベースの活動を行います。
また新規履修者等を対象に、七夕祭における模擬店出店をケーススタディにしたビジネスプラン基礎講座も検討しています。これはビジネスプランの作成、出資者の募集、実行、決算、利益の配当までの一連のビジネス・プロセスを経験し理解することを目的とした講座です。
11. その他・留意事項
·
本研究プロジェクトは、木曜6限まで延長して行う場合があります。また、メンバーの興味分野に応じて他の曜日に自由参加のサブゼミなどを行います。
·
本研究プロジェクトは、助手の牧が中心となり運営しています。國領は原則木曜5限のみの参加となりますので予めご了承下さい。
·
本研究プロジェクトは、他の研究プロジェクトに比べて、高いコミットメントが要求されます。履修を希望する方はぜひその旨、ご理解いただければと思います。
· 聴講も歓迎します。ただし、聴講の方も履修者と同じコミットメントが求められます(聴講だからといって課題を出さなくても良いなどの特別扱いはありません)。
· 4年生は「卒業製作」をまとめることが前提となります。本研究プロジェクトにおける「卒業製作」は論文に限らず、活動報告書、教材の作成、ケーススタディの作成、マーケットリサーチレポートの作成、ビジネスゲームの作成など、広い範囲から自分の興味に基づいて決定していただいて構いません。
· 合宿にてkick offミーティングを行います。この場にて秋学期の個別プロジェクトの立ち上げを行いますので、可能な限り参加していただくようお願いします。やむを得ず参加できない方は対応を考えますのでご連絡下さい。
· 履修者の皆さんの主体的な活動を支援するために、アドバイザとなるメンター制度、パートナーを組める企業、必要な資金を提供するためのエンジェル、研究費の助成、プランのブラッシュアップの場、産業界との交流の場、プランを発表するコンテストなどの仕組みを提供します。
· 本研究プロジェクトにおける講義等においてSIV会員企業担当者、メンターの方々などの多様なSFC外部のゲストが聴講する予定ですので、その点ご了承下さい。